思っていたよりずっと賢かったインコ

もう落鳥して何年も経つのですが、9年間飼っていたインコがいました。鳥を飼うキッカケは子どもが鳥を飼いたいと言い出したからなのですが、私は鳥なんて触ったこともないし飼うことにはあまり賛成ではなかったのですが、犬やネコに比べたら飼いやすいかなとの気持ちから飼いはじめました。インコについてはなんの知識も持っていなかったので飼い方も育て方もわからず本を買ってきて勉強しました。

ヒナから飼ったのですが人間の赤ちゃん同様、三時間おきにエサをやらなくてはいけません。しかもお湯でエサを柔らかくしてから専用のスプーンで手のひらに抱っこしてあげるのです。するとピーピーと嬉しそうに声をあげておなかいっぱいになるとスルスルと私の腕に上がってきて腕の真ん中あたりに体を丸めて寝るのです。毎日夕飯が済むとカゴから出して自由に遊ばせていたのですが、カゴから出してもらえる時間が私の行動からわかるみたいで夕飯の片付けをしかけたら、早く出してとばかりにピーピーと鳴き出していました。

時計などわからなくても人間の行動をみてわかるんだと初めて知ったときは驚きました。私が何日か忙しくてカゴからは出すものの相手をしないでいたら肩に乗ってきて鋭いクチバシでつつくのです。毎日しっかり相手をして遊んであげていたら甘がみをするだけでクチバシでつつくなんてことはしませんでした。インコを飼ってみてあんなに小さな頭なのにすごく色んなことがわかっていて理解していることに飼ってみないとわからなかったことをたくさん教えてくれました。

インコで9年生きるのは長生きの方らしいですが落鳥したあとかなりの間、私は悲しかったです。落鳥した当日は私の枕元に一晩寝かせました。そして翌日に庭に埋めてあげました。なので姿はなくなってしまったけれどいつもそばで私を見守っていてくれていると信じています。

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