小学生と捨て猫達の出会い

私が飼っていた猫たちに出会ったのは、私が小学4年生だった頃。 その頃の私は、放課後、小学校の隣の小さな公園につくった秘密基地で遊ぶのが日課でした。 その日もいつものように、友達3人で秘密基地に行くと…秘密基地の木の下に小さなダンボールが置いてありました。 そこには、小学生の私の手のひらくらいの小さな猫が3匹、大きな声で鳴いていました。 3匹の中の1匹をのぞいて、2匹の子猫はとても人懐っこい猫だったので、少し遊んで上げると、なんと私の家までついてきてしまいました。

家までよちよちと一所懸命ついてくる姿を見て愛着が湧いてしまい、どうしても手放したくなくなった私は、親に「どうしても飼いたい!助けてあげたい!」と頼み込みました。 動物が好きな親はすんなり承諾してくれましが、「懐かない子猫匹をおいてきてしまった」と言った途端「なぜ1匹だけ置き去りにしてきた!」と父親が激怒。 その日の夜は嵐のように雨風が強い夜だったので「この嵐の中、兄弟と離れ離れになって怖い思いをしているに違いない!」と言い、すぐに車で親と一緒に子猫が捨てられていた公園に行くことになりました。

残された子猫は、気性が荒く、ダンボールの中で威嚇して激しく暴れるのでなかなか捕まりませんでしたが、びしょ濡れになりながらも、なんとか捕獲に成功。 他の兄弟と一緒になった途端、安心したように穏やかな猫になりました。 その後は、どうしても猫を譲ってほしい。という知り合いがいたので、泣く泣く1匹だけ里親に出し、残された2匹の猫(気性の荒かったオスのブチ猫と、穏やかなオスのクロ猫)は13年私たち家族と一緒に暮らしました。 とても仲がよく、いつも一緒にいた2匹。何をするにもいつも一緒。 クロ猫が具合が悪くなってからも、ずっと心配そうにそばを離れなかったブチ猫。 クロ猫が逝ってから、あとを追うようにして1ヶ月後にブチ猫も亡くなりました。 きっと天国で、里親にもらわれていった猫と一緒に、兄弟3匹で楽しく過ごしていることでしょう。 まるで漫画や映画のような素敵な出会いから、2匹が亡くなるまでの毎日は、私の中でとても大切な思い出です。

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