オカメインコは陽気な家族です!

“小学2年の春に娘は貯めたお小遣いとお年玉でオカメインコの雛を買いました。

紅いほっぺなので「リンゴちゃん」と名付けられました。娘は早起きしてお湯でふやかした雛用の餌を与えてから学校に行きました。日中は私が餌をあげて学校から帰ってくれば娘は甲斐甲斐しくお世話をしていました。

リンゴちゃんはとっても陽気で乗ってくるとヘッドバンギングしてくれます。皆んなで教えたミッキーマウスマーチを調子外れに歌ったりウグイスの鳴き真似や「リンゴちゃん」と自分の事を呼んで四六時中うるさく、電話で話していると相手の声が聞こえないほど歌ったり鳴き真似してくれました。

毎朝、お弁当の玉子焼きを作る時に玉子をコンコンと割るとリンゴちゃんもクチバシで止まり木をコンコンコンとすぐ真似してくれ可愛い鳥です。

夏、網戸にしていると家から50m位離れていてもリンゴちゃんの声が丸聞こえだと子供達は恥ずかしがってよく帰ってきました。

外にいる野鳥の鳴き真似は、完コピしていて優秀なのですが、リンゴちゃんの本当の鳴き声は「ホエ?」とか「ギャー」とか頭が悪そうに鳴いてこれが家の外まで聞こえ、そこに歌を歌ったりモノマネしたりするので「外にリンゴちゃんの声ただ漏れだよ?」と大きくなった娘は恥ずかしがっていました。

東日本大震災の時は1番下の小学生の弟とトイプードルとオカメインコは車の中に避難して毛布に包まれて夜まで車の中で過ごしました。そんな時もリンゴちゃんは「リンゴちゃん.、ホエ?、ホエ?、ホーホケキョ」首を傾げたりカゴに180度開脚して掴まってその仕草や鳴き声でなごませてくれました。

そのリンゴちゃんは、今年の夏、落鳥してしまいました。16年半の長生きなオカメインコでした。年老いた母が家に電話してくると「リンゴちゃんの声が聞こえてこないと寂しいね」と言います。リンゴちゃんは陽気な家族でした。我が家は悲しいほどシーンとしています。”

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