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統一感を持たせる

知人宅では建物塗装をしています。
なかでも注目したのが、軒天です。
この軒天材を固定しているのが釘だったようなのですが、釘が錆びてしまっていて軒天材にサビの色が移っていました。
せっかく建物塗装にてキレイに仕上げても、この釘をそのままにすると滲み出てくることもあるらしいです。
塗装業者から説明を受けて、塗装前にサビ止め塗料を塗ってもらいました。
最初は、軒天塗装のみを行うつもりだったみたいですが、屋根や外壁と同時に塗装することが時間やコストを軽減できるらしく、外壁と同時に仕上げてもらっています。
知人宅では最終的に「白色」で塗装をしています。
塗装前に比べると建物の雰囲気が明るくなったように感じられました。
外壁や屋根と違って塗装面積も少ないから、あまりこだわりが無かったようです。
しかし、建物全体を囲っている軒天だから黒やグレー系で塗装すると、全体的に重厚感よりも印象としては重たくなりやすいとも言われたみたいです。
結果、明るくなったので万々歳だと言っています。
業者いわく、人気色も白系らしく、色選びに悩むなら外壁色よりも薄めの同系色でまとまりやすくなるとアドバイスしてもらったようです。
隣家をチェックしてみれば、汚れや色あせが目立ちにくいようにクリームやベージュ系を塗装しており、どの建物も統一性を持たせていました。
軒天だけでなく、外壁塗装で異なる色を多用したい話しをしたら、建物全体に統一性がなくなり、仕上りに満足できなくなると指摘されたみたいです。
知人宅では、屋根や外壁などの広範囲の色に合わせるようにして軒天の色を選択したといいます。