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DIYで家の建物を塗り替えようとチャレンジしてみたが、仕上がりに満足いかず結局プロの手を借りることになってしまったという友人の父親

子供のころから木の板などから手作りの遊具から子供用の机や椅子まで作ってくれるという、DIY好き父親の元で育った友人から聞いた話です。
お互いに仕事場も近くて仕事終わりの週末に良くご飯を一緒に食べに行ったりするほどの仲が良い友人です。
いつものように週末の仕事終わりに夕ご飯を一緒に食べているときに、友人からこんな愚痴を聞かされてしまったんです。
「最近、父親が突然、古くなって劣化が目立つ家の外壁を塗り替えると言い出して、しかも、それも自らホームセンターに行って塗料を買い込んで塗り始めてしまったのよ。で、仕事の休みとか、空いた時間を利用して、塗る作業をコツコツと続けているから、まだ途中で。家の建物外壁の周囲を半分も塗り終わってなくて。その中途半端な色合いの外壁を家に帰る度に見るのがイヤで憂鬱。」と友人。
それから友人はさらに私に不満を、ため息まじりにぶちまけてくれて。それは、
「父親がなぜ家の塗り替えを行うのか謎だったけど、塗料を扱う専門の職人でもないのになんで父親が塗り替えを自分でする必要があるの」と聞いたら、
「俺はDIYが昔から得意で、お前の子供時代から机や椅子、おもちゃまで手作りしてきただからできるはず。家の外壁だって、自然に経年劣化したぐらいで、建物のひび割れもないし、見た目が外壁の色が変色しているレベルのヨゴレしかない外壁をホームセンターで購入した塗料で塗れば、経済的にも業者に頼むよりずっと節約になるに違いない。」という、父親。
DIYが得意というだけで、家の建物を塗り替えもできると思い込んでいるのが怖い、既に外壁の色はまるで、子供のお絵かきの背景を、単色で筆を縦横無尽に塗りたくったようなラクガキの様なまるで素人仕事。もうどうしようもない。と友人は、なんとか父親を説得して、建物の塗り替えを止めようとしていたんですが、既に塗り替えDIYは、始まってしまったばかり。塗ってない箇所の色合いと、元の外壁のまだら模様に。ここで父親の塗り作業を無理に止めると、とんでもない外壁の色のままになってしまうと。覚悟を決めた友人。とりあえず全面を均一に塗り終わるまでは、そのまま、見過ごすことに。
それから数日後、再び友人と会って会食をすることになったのですが、この前の会食時とはうって変わって晴れ晴れとした表情になっていたんです。
訳を聞いたら、「このまえ父親が家の建物をDIYで自分で塗りたくって、外壁の色を中途半端なまだら模様にしてしまった話したでしょう。あれ解決したのよ。」と友人。
「実はあれから、父親が建物の半分ほど塗り終わったときに、もう塗料が足りなくなってしまって、再購入するのも、大量に手に入れることもできなくて、困り果てた父親は、仕方なく、リフォーム工事の会社に相談したら、意外に思ったより費用もかからず、しかも、やはりプロの仕事で外壁も綺麗に均一にしかも新築レベルに塗り直してくれたの。で費用もきちんと計算してみたら、父親が塗料を購入して、DIYして建物を塗り替えるより、プロに頼んだ方が、費用が安くなった。」という話なんです。
友人は「その費用の差を知った父は、それ以来、DIY作業を引退した模様。そして「何か建物に問題が起こったらやっぱりプロの手を借りるしかないな」と今はいうようになったそうです。