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塗膜の問題を確認

塗装って、用途や溶剤による区別のほかに、塗料には光沢の違いによる種別もあることを知っているでしょうか。DIYで塗装をするようになり、色んなことを調べると面白みが増しています。乾燥してできた塗膜に光沢がある塗料を「つやあり」といい、光沢がない塗料を「つやなし」といいます。また、両方の中間的な光沢が出る「半つや」という塗料もあります。どれも、耐水性や耐候性などの性能の面で違いがあるワケではありません。強いていうなら、つやありは汚れが付きにくく落としやすいのが特徴です。個人的につやなしは落ち着いた雰囲気に仕上がると思っていて、室内の壁塗装に使っています。古い塗膜に新しい塗料を塗るにしても密着しないこともあるので、私の場合には目立たない場所に塗って確かめています。油性塗料は、ラッカー薄め液をつけ、サンドペーパーで擦ると塗膜が剥がれます。つやありの油性塗料の上に水性塗料を塗る場合、弾いて塗りにくいことがあるので240番くらいのサンドペーパーをかけてから塗装しています。水性塗料は、いったん乾くと水で剥がれることはなく、ラッカー以外の塗料なら問題なく塗り重ねができます。DIYで塗装すると塗り重ねる際に溶けてしまう問題が生じるのですが、焼き付け塗料は溶けないので確認せずとも使えています。この上から水性・油性塗料を塗るときは、サンドペーパーをかけ、付着性がよくなるようにする手間はかけています。塗り重ねる問題でも、微妙なケースでは下地の処理をきちんとすれば大丈夫だと思いますが、やはり気になるなら不適として扱い方を考えるべきです。