高圧洗浄作業が必要な理由

外壁塗装を依頼した際、塗装前の外壁洗浄作業について見学させていただきました。塗料による塗装はキレイになるのは分かりますが、洗浄作業って本当に水だけで汚れが取れるのか疑問でした。しかし、見学してみるとカビや藻などもキレイに取ることができていました。
業者から伝えられたことは、高圧洗浄はただ表面の汚れをとるのが目的ではないということです。重要な役割というのが、前回の塗装時の古い塗膜を取り除くために高圧洗浄作業をしているらしいです。
そこで素人の自分が思ったのは、古い塗膜の上から新しい塗料による塗装をなぜしてはならないのかという疑問でした。
それを業者に訊ねてみたところ、塗料によって外壁表面にできた塗膜っていうのは紫外線や風・雨にさらされているから経年劣化をしているそうです。
事前にチェックさせてもらったのですが、手で外壁を触ると白い粉がつきました。これは塗膜の劣化のサインらしいのです。劣化した塗膜の上から新しい塗料を塗ることもできるけれど、かなり早く古い塗膜と一緒に新しい塗膜(塗料)も剥がれてしまうから、かけた費用が無駄になると教えてくれました。
実際、DIYによってそうした現象になっている外壁は多いらしいです。結局、業者によって塗装をやり直すことになるみたいでした。
そうならないためにも、外壁表面の古い塗膜を取り除くための高圧洗浄作業はきっちり行う必要になるようでした。業者から言われなければ分からない作業内容でしたが、キレイになった外壁を見れば、費用をかけて正解でした。

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